日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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少し間が空きましたが、「シリーズ・体が歓ぶ歩き方」再開です。

「体が歓ぶ歩き方」の第1回から第3回では、平地を歩くとき、ラクに気持ちよく歩く方法をお伝えしました。

まだ読んでない方、もう一度読みたい方は↓

第1回

第2回

第3回

そこで第4回は、上りの歩き方です!

基本の歩き方は、「ヤンキー風」。肩で風を切るように「オラオラ」歩きながら(第2回参照)、前でなく「上に、上に」。

この「上に上に」は、自分から上に跳びはねるようにするのではありません。大地からもらった力を、背骨を通して天に返す感じで歩くという意味でした(第3回参照)。

上りでは、まずは、この「オラオラ」がとても役立ちます。

肩で風を切るように歩くと、右肩が斜め左前に出れば、右腰も斜め左前に、左肩が斜め右前に出れば左腰も斜め右前に出ます。

(注)肩と腰の出方は同時ではなく、時間差があります。どのくらいの時間差?などと考えずに、体に任せてください。

これで腰が足と重心が一緒に動いてすっと体が運ばれます。

斜度が急になればなるほど、「オラオラ度」を上げていくとラクです。

「傍から見たら変?」

イヤイヤ、急坂をヨイショ、ヨイショと体の構造に反してがんばって上っていくより、ずっとスマートです。

ワークショップではこの上り方をした後、これまでやってきた体幹部を正面に向けたままの上り方をしてもらいます。

「こんなキツイこと、これまでしてきたんだ!」

と絶句され、皆さん、すぐに「オラオラ」に切り替えられます(笑)。

みんなでやればコワクナイ!

そして、もう一つのコツは、平地では、「上に上に」でしたが、上りではまずは「下に下に」。

階段でも、坂でも上る時、特に急になるほど、一生懸命、足を持ち上げたり、体を上に持ち上げようとして意識が上に上がりがちです。

ですが、それだと歩くとき一番大切な力=地球からの力を受け取り損ねます。

筋力で自分の体を持ち上げようとする前に、まずは「下に下に」で、脚を地球にねじ込むことを意識しましょう。

ねじ込むと同時に地球がスッと体を持ち上げてくれますから、それに乗って上がる。ラクですよ~。

これも比較実験で効果を確かめてみてください。上り坂で「下に下に」をした後、自力で上にいこうとしてみてください。違いがわかります。

まとめると・・・。

上り階段や上り坂では、思い切りヤンキーで、脚を着くときは「下に下に」。

これでエスカレーターより階段を好む方が増えればいいな。

お試しください。

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