いつもそばに置いて、力をもらう大切な言葉、「座右の銘」があるように、「座右の歌」というのもあると思います。みなさん、いかがでしょうか?
座右の銘が、自分の状況によって変わるように、座右の歌も変わってきます。
私も数々の歌にこれまで支えられてきました。
右脚に力が入らなくなって、走ることができなくなった日々。専門家が原因も治療法も分からないというので、「それなら自分で見つけたる! 自分で見つけた方法で、もう一度走ってみせる!」となっていた時、背中を押してもらっていたのは、ゆずの「栄光の架け橋」。
アテネ五輪のNHKのテーマソングとしてご存じの方も多いでしょう。
らせん流の動きに出会った後、この歌を聞いたとき、号泣したのを思い出します。
らせん流の動きが、自分だけでなく、多くの方の役にたつことがつかめて、それを世に送り出すとき、本当に大丈夫だろうか、と不安になる私を励ましたのが、
中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」。これはドラマ「Dr. コト―診療所」の主題歌です。
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龍の背に乗った気分で、「らせん流」を世に出し、その普及に励みながらも、なかなか広がらない。そのもどかしさの中で、スポーツ界の大物に手紙を出す作戦を思いついたのものの、投函する手前でビビッていた時は、斎藤和義さんの「攻めていこーぜ」(笑)
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そして、今、「大切なのは、これだよ」としっくり来ているのは、先日、足を運んだ中島みゆきさんのコンサート「歌会VOL.1」で聞いた「愛だけを残せ」。このコンサートは、「人類愛」がテーマだったのいうのが私の解釈でした。
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「♪愛だけを残せ
壊れない愛を
激流のような時の中で
愛だけを残せ
名さえも残さず
生命の証に
愛だけを残せ♪」
ベストセラー『粗食のすすめ』を書かれた管理栄養士の幕内秀夫さんは中島みゆきさんの大ファンなんですけど、彼は、「中島みゆきは、広い意味で医者だと思う」って。本当にそうだと思うんですよ。
しばらく、この歌を聴きこんでみたいと思うこの頃です。
みなさん、座右の歌はありますか?