日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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「背骨の際を丁寧にほぐしてもらった後、三枚おろしにされたみたい。
背骨の際に風が通っている。気持ちいい」

「この一週間、仕事がきつくて背中がバリバリ。あれこれケアしてみたけれど
取れなかったコリが一気にとれた」

「丹田と体軸が同時にできるんですね!』

「足が床に食い込んでいる。脚は重く感じるのに、軽く上がる」

「股関節回りがゆるゆる」

「膝が軽い」

「足の付け根の骨が動きだした」

「背骨から動くからか、
どの方向にも瞬時に動けるし、すぐに止まれる」

「浮いているように流れるように走れる。足音が消えた」

「肩がない」

「腰がない」

「視界が広がった。
自分と外界との境界線が感じられない…」

「勝手に笑顔になってしまう・・・」

とつぶやきながら、
みなさん、するする、するすると歩いたり、走ったり。

これ、昨日開催した
「体からのアプローチで自分をとことん楽しむらせん流研究会」(仮称)
の様子である。

この会は、6コース連続らせん流ワークショップを修了された方を対象に、
私を含め、参加者のより気持ちいい動きの探究から生まれたもののシェア会。
私自身も自分の研究の最前線を披露し、
時にその効果の普遍性を図る実験室にもなっている集まりだ。

昨日は、ほぼ「スワイソウ」(「スワイショウ」ともいう)だけを
徹底して楽しんだ。

達磨大師がやっていたとも伝えられる健康法
「スワイソウ」。

スワイソウには、見た目だけでいえば腕を前後に振るタイプと、
電電太鼓のように腕を振りまわすタイプがあるが、
どちらもその奥は実に深い。

「スワイソウ」は
サンスクリット語で「放り投げる」という意味があるとか。

心身の要らないもの、
心でいえば、
取り越し苦労〈未来への不安〉や持ち越し苦労(過去への後悔)
イライラ、怒りなどを捨てる、

体でいえば、
力みを捨てる。

すると、
上半身に上がっていた気が、下半身に下りて、
肚が座り、理想の気の在り方と言われる
「上虚下実」になっていく健康法である。

これまでもまずは自分が、
「イラッ」としたり「クヨクヨ」したり、
緊張するような場面を前にした時、
「頓服的」にやってきたけれど、
効果絶大なので、ワークショップでもご紹介してきた。

ところが最近、自分自身がもっと図太い肚がほしいと思い、
改めて、仕事の合間合間、歩きや走りに出る前に
もっと奥に潜んでいる効果を探りつつ、
頻繁に取り組んできた。

その深みに入るカギは、
全身連動が起きるように腕を動かすこと。

その成果を披露し、
同じような取り組みをしていただいたところ
返ってきたのが、冒頭の感想であり、
歩き、走りの変化であった。

そして、最後には、
腕を前後に振るスワイソウと、腕を回転させるスワイソウを組み合わせた動きが
全身が連動している時の歩き(らせん流の歩き)の腕振りになっていることを確認し、
ガッテン、ガッテン!

つまり、体の構造沿って歩くと、
そこまでの心身の状態を体にもたらす力が、
歩きにはあることを再確認。

「やっぱり体ってスゴイね!」
「歩きをなめたら、あかんぜよ」

で終わりました。

※写真右は、スワイソウを徹底してやってからの赤ちゃん還りワークの様子。皆さん、力が通るべきところに通る軟体動物化。左は『心と体を強くする気の瞑想法」(早島正雄著/KKロングセラーズ)より

 

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