5月23日(土)、「おうちでの歩きも楽しくなる地に足がつくセルフケア法」、
ご参加くださった皆さま、興味を持ってくださった皆さま、
ありがとうございました。
今回も、たくさんの方にご参加いただき、
やってよかったな~と感じています。
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今回は、「究極のHome=体と遊ぼう」
というテーマで、
前々回の登場の「豆状骨」と前回ご紹介の「カナちゃん」、
簡易的ながらとっても優秀な全身連動スイッチである両者を同時に意識して、
立ったり歩いたりするととどうなるかを体験していただきました。
また、豆状骨を意識して手を動かすと
手のように肩甲骨が動いて肩甲骨まわりがほぐれる、
さらに窓拭きやテーブルを拭く時、
豆状骨をリーダーに手を動かすと、
全身連動運動になって楽だし、
手が窓やテーブルにピタッとつくから力を入れなくても汚れが取れやすいよ~。
なんて、サブワークも楽しんでいただきました。
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今回のワークは、効果を感じにくい方がいらしたかもしれません。
それは、やることを盛りだくさんにしすぎ、
変化をゆっくり味わっていただく時間が取れなかったことがあるかと思います。
ごめんなさい。
ここにまとめました復習のポイントを押さえて、
再度、ご自分でゆっくり動きながら、
体のつながりを探っていってみていただけるとうれしいです。
実は、それが体を“快”に導いていくとっても大切な方法なのです。
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さて、おさらいをしておきましょう。
はじめに訂正m(__)m
骨盤の説明で、「骨盤から仙骨と“坐骨”を除いたものが寛骨」、と1回言っております。
ここは、骨盤から、仙骨と“尾(てい)骨”を除いたものが寛骨」の言い間違い。
お詫びして訂正いたしますm(__)m
整理しますと、
骨盤=寛骨(腸骨・坐骨・恥骨)+仙骨+尾骨
となります。
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ここからは簡単なまとめです。
1) 豆状骨は手の小指の一番、手首のシワの上の硬い骨。
カナは踵の骨の重心、踵の中ほどにあるから、カナ。
2) 四足動物時代、豆状骨は前足の一番後ろの骨で、
踵の骨は後足の一番後ろの骨。
3) 2の知識を持って、豆状骨とカナを加えて立ったり歩いたり。
違いを感じる。
4) 肩甲骨は前肢の付け根、寛骨は後肢の付け根。
こちらも似た働きがあるはず。
5) 豆状骨と肩甲骨の下端、踵骨と坐骨が対応している。
6) 2、4、5の発生学、解剖学などで解明されているわけでないが、
体感としては実感できる方が多い。
なので、科学的解明を専門家にお願いできればうれしい。
7) 豆状骨を意識して手をゆっくり動かして肩甲骨まわりをほぐす。
(手を使わない、豆状骨の意識なしで手だけ動かすとの比較も楽しむ)
8) その場で腕振りをし豆状骨意識を加えた時、
肩甲骨、骨盤、脚への連動を楽しみ、
さらにカナの意識を加えてみる。
9) その場で足踏みをし、カナの意識を加え、
骨盤、肩甲骨、腕への連動を楽しみ、
さらに豆状骨の意識を加えてみる。
10)最後に全身連動する体の「快」を目安に、
豆状骨とカナへの意識の強さのさじ加減しながら歩く。
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うわ~、書きだしてみると、やっぱり、なんて、盛りだくさん!
やってしまいましたね。
そして、ちょっとマニアック過ぎたかな?
とちょっと反省してますm(__)m
でも、豆状骨、肩甲骨の下端、坐骨、踵の骨、
このつながり、4つ全部をいきなりは難しいけれど、
2つずつから、
「うん、確かに、なんとなく、繋がってる感じする~」
って楽しんでいくことが、
「カラダ遊園地」の楽しみ方のコツ。
遊び感覚で続けてみてくださいね!
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さて、次回は、外出自粛も解かれて、
土曜の夜は、ご在宅でない方も出ていらっしゃるかも。
ですが、9時30分からやります!
ワークは、これまで慣れ親しんできたいわゆる準備運動として体操を、
らせん流ならではの「全身連動」、「快をナビ」という観点を加えて、
ズッと美味しくアレンジしたものをご紹介します。
本当は、これを2回目くらいからやる予定だったのですが、
PC,スマホの前にいる時間が急に増えたことによる
目、頭、肩のお疲れ対策が先になっちゃいました。
まずは、いわゆる「アキレス腱ストレッチ」からいこうかな。
目からウロコ?いや、全身からウロコ?だよ~(^^)
お楽しみに!