白石宏さん、ご存じですか?
かつてはカール・ルイス、ジョン・マッケンロー、鈴木大地さん、有森裕子さん、伊達公子さん、北島康介さん、最近では山縣亮太さん、福士佳代子さんなどなどなど、数々のメダリストやトップアスリートの他、X-JAPANのYOSHIKIさんもサポートされ「神の手」と呼ばれてきたスポーツトレーナーです。
今は競技スポーツの第一線の仕事はお弟子さんたちに任せ、ご自身は地元の広島での治療がメイン。あまり表に出ないようにされているので、知る人ぞ知るの存在です。
https://rasenmail.com/Lb262/11501
実は、この方に2年前、らせん流をご披露させていただきました。
そして、
「これはスゴイ!大発見です。自分の体の中の宇宙が広がる。全チャクラが開きますね。部屋のオーラを変える力もある。これで自分もまた走れるようになるかも。自分も臨床で使ってみて、結果をお伝えしますね」
と言ってくださり、その後、プロ野球選手や大相撲の北勝富士関に伝えて、手応えを感じられたことを教えてくださいました。
このように評価してくださったとき、SNSなどで公言してもいいという許可を得ていたのに、うれしさより畏れ多さが勝り、なぜかビビッて、すぐには大々的にはそれができなかった私です。
トホホ、情けない(^^;
ですが、今回はらせん流の歩き方の気持ちよさをひとりでも多くの方に体験してもらいたい、その気持ちがビビるより勝っているので、お伝えします。
今、お絵かきムービークリエーターの荒巻なおみさんと「らせん流誕生秘話」と、「らせん流とは」の動画を作っています。
打合せを重ねるにつれ、段々シナリオが整ってきました。
そのシナリオに白石さんのコメントを紹介してもいいかと、ご本人に直接問い合わせたところ、
「はい、使ってください。事実ですからね!!」と快諾。
何が“事実”かというと、らせん流を試してくださったときの先の評価のことです。
この雲の上の方と私がなぜ懇意にさせていただいているのか。
ランニングライター時代、テーピングの方法の取材でお世話になったのをきっかけに、ランナーとして図々しく自分も診ていただいてきたのです。
(治療室でYOSHIKIさんとすれ違って、のけぞったこともありました!)
私が右足に力が入らなくなり走れなくなった時も白石さんを頼りました。
最善を尽くしてくださりましたが、改善の糸口は見えませんでした。
白石さんは、どんな人からもどんなものからもピンときたものを学び吸収されていく謙虚の塊。腰の低い方です。
そんな方だからこそ、らせん流の動き方について白石さんがどう感じられるかをお聞きしてみようと、勇気をもって治療院をお尋ねし、試していただいたのです。それが2年前のことです。
その時の白石さんの言葉が先にお伝えしたコメントだったです。
そしてこの時、お弟子さんを前に、
「実はね、僕、小松さんの足を治せなかったんですよ」
とそのままに言われる。相変わらずの謙虚さに驚きました。
こうして白石さんに太鼓判をもらったことは、らせん流をお伝えしていくうえで、とてつもなく大きな自信になりました。
そして、今また、白石さんの「使ってください。事実ですから!!」の言葉に改めて力をいただきました。
「以前は世界一を量産することが夢でしたが、今は子どもたちの運動会でもオリンピックのときと同じように、こっちも汗をかいて燃えられる自分でいたい。これが夢です。スポーツは見る人を気持ちよくさせる。その気持ちよさを世界に浸透させること、それがスポ―ツの本当の意義なんじゃないかと思うんです。そのためのお手伝いができたら最高ですね」
これは1993年に私が「週刊朝日」の「人間バンク」というコーナーで、白石さんを紹介させていただいたとき、夢として語ってくれたことです。
白石さんが「スポーツの気持ちよさを広めたい」なら、私は「動くことの気持ちよさを広めたい」。
そのためにこれからもコツコツと続けていきます。白石さんのように。
白石さん、ありがとうございました!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。