らせん流で推奨している目の使い方があります。
「眼包み(まなづつみ)」です。
これ、私の造語。今のところ、らせん流専門用語なので辞書には出ていません(笑)。
ですが、これが世界中に広がって一般名詞になったら、世界平和はそんなに難しくないんじゃないか!とまで思っています。
「眼包み」は、見たいものを迎え入れるように包み込むように見る目の使い方です。
これに対し、見たいものを自分から見にいくのが「眼差し」です、
この違いを立位と挨拶と歩きで感じていく遊びを、らせん流ワークショップではよくします。
先日もやりました。
まず、立位とあいさつ。
「眼差し」だと、前のめりになって体も心も「キッ」と緊張。見たいものしか見えない。呼吸が浅くなる。相手を緊張させる。相手との距離が開く。
「眼包み」だと、重心が後ろに下がり、立つのがラク。呼吸が深くなる。目と頭がリラックス。ふわっと景色が入ってくる。外界と融け合う。相手と一体感が生まれる…etc.。
続く歩きでは、「眼差し」だと用があるからそこまで歩いたらおしまい。動きが硬い。視野が狭い。
「眼包み」だと、視界が360度になる感じ。足元の大地を含め周囲の自然と一体感が生まれる。どこまでも歩きたくなる。体がリラックスしていてゆらゆらゆらぎながら進む。
そんな感想をみなさん、「眼包み」をされながら聞かせてくれました。
表現は人それぞれ。どれも味わいがあり、この遊びを重ねるほどにその味が深くなっていきますが、だいたい傾向は同じです。
ですが、今回、「それ、はじめてだわ!」と飛び上がりたくなるほどうれしい感想をいただきました。
それは・・・
「『眼包み』で歩くとスキップしたくなる!」
その声の主は、なんと70代の女性!
すると、他の参加者も、
「そうそう、体が内側から動きたくてうずうずしてきますよね!」
と。
私の研究では、「眼包み」をすると、前のめりになりがちな頭蓋骨の位置が後ろに下がり少し引き上がります。すると、それに伴い背骨の緊張がほどけてS字が調って、本来体重が落ちるべきところに体重が落ちる、つまり人間本来の立ち方に戻ってくるのです。
ということは・・・
「眼包みは人本来の目の使い方!」
ということは・・・
「人は本来、まわりの人とも環境とも一体感を持つように創られている!」
これがこれまでの私の仮説でした。
そして、今回、「眼包み」で歩くと体の内側からうずうずしてスキップしたくなるほど動きたくなる!
という感想から
「人は本来の立ち方をして本来の目の使い方をしたら、歩くの面倒どころか、歩くのが歓びになってくる!」
という新たな仮説が立ちあがってきました。
%%NameSei%%さん、ぜひ、お試しいただき、ご意見、ご感想をお聞かせくださ~い!
以前、「眼包み」のワークを紹介したfacebookライブは↓です。
https://www.facebook.com/taorunningclub/videos/1156195584793283
と
https://www.facebook.com/taorunningclub/videos/135126382023221
今号も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ランニングセラピスト
小松美冬
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