今週、また、月から金、自分としてはやや飛ばし
(ラグビーもミーハー的に熱くなって観てるし、
世界陸上はそれなりに専門的に観てるので、
他を飛ばさざるを得ないところもある(笑))、
今日もあれこれ残務をしようと思ったのだけど、
「今日は休めや」と、
体が「眠気」という言葉でお達示。
抵抗せずに昼寝をした。
眠気で朦朧とするアタマに
「前はもっとできたのに・・・」
のつぶやきがよぎるが、
「それ思って、何の意味がある?」
「あり余る体力がなくなってきたことで、
もろもろぺースを落としているからこそ、
感じられる豊かさがあるって、気づいているっしょ!
そのありがたさを忘れたらあかん」
と自ら速攻でそのつぶやきを瞬殺。
我ながら、成長を感じた瞬間であった。
*
先日、今通っている「養生ルネッサンス講座」で、
円覚寺の管長、横田南嶺さんの話を伺う機会があった。
養生ルネッサンス講座は、
東洋医学と西洋医学を統合した医療を目指すチーム「仁」の主催する
画期的なセミナーである。
その5回目が「今こそ学ぶ、本当の『禅』」というタイトルで、
横田さんのお話だった。
その冒頭、横田さんが言われた。
「禅とは何か、とは、禅僧が10人いたら、
10通りの解釈があるかと思いますが、
私に言わせると、
空腹を感じたら食べ、
喉が渇いたら水を飲み、
疲れたら休む、
日が昇ったら起き、
日が暮れたら眠る。
これが禅の教えです。
だから、夜、こうして電気をつけて、
セミナーを熱心に聞いているのは、
禅の考えに反するのです(笑)」
この後、本格的な話が続いたが、
このインパクトが強すぎて、禅とは何か?と言われると、
まずこれを思ってしまう私である。