日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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11月20日に「らせん流秋の地球と遊ぶ会」を開催しました。

その日から急に冷えたけど、そこは体を芯から温かくするケア法ばかりのらせん流。自己紹介しながら、「いつもありがとね」「いつもご苦労さま」の気持ちで体をさすって全身を骨の際からほぐしていく「全身連動ご自愛さすり」でスタートしました。

はじめましての人も何人もいたけれど、いつもながら、あっという間に打ち解けて和気あいあい。これ、ほんとに不思議です。

「ひとりひとりが自分の存在を慈しみ認め大事にする、そんな集まりはこんなに穏やかで朗らかで居心地がいいんだな」

そんな感想も漏れてきました。

これって、らせん流の集まりではいつものことなのだけど、ここまで毎回起きてくると調子に乗ってしまいます。ひとりひとりがまずは自分を大切に思うことが、世界平和への近道だよな~、って、夢見る夢子ならぬ、夢おばさんになってしまうのです。

さて、今回、らせん流の指導員もされている方が小学生のお嬢さんを連れて参加してくれました。そこで新たな試みをしてみました。

らせん流では「体が動きたいように動いて」が基本なのですが、オトナの場合、これをすんなり受け入れられる人はまずいません。理由は、「~せねば」の厚い鎧に包まれているから。

そんなオトナに育てられている最近の子どもたちも小学生ともなると、まだまだ極薄ですけどその鎧はあるわけです。なので、その鎧をいかにはがすかが、一番難しくやりがいのある課題なわけです。

そこで、まずは母娘でギューってハグ。それから、「自分って天才!」「自分、万歳!」「わぁ~い!」って声に出しながら、あるいは心の中で思いながら2人で走ってもらいました。

ギューってしたあと、お嬢さんが「じゃ、お母さん!競走しよう!」。お母さんも娘さんも体の底からの笑顔になって走り出しました。

それから、2人で草地の公園をつがいの蝶のように舞うようにクルクル。転がるように走り続けてました。時々、お嬢さんは、大地に寝転がって笑い転げている。それはそれは、とても微笑ましく楽しく美しい光景でした。

「娘をギューってしてから、わぁ~い!って走ったら、体も心も解放されました。

ほんとに楽しかったです。ギューって動きがらせん状で、体本来の動きにスイッチが入った感じ。娘を思う気持ちが体を満たして温めたのか、何にも遮られずに動けるスイッチが入った気がしました。

たまらなく楽しく、本当に本当に幸せな走りの時間でした。

自然体でこの日を全身で楽しんでいる自分が誇らしかったです。

動きには心も含まれていて、相手を思う気持ちからの動きへのアプローチもあるんだなと気がつきました」

この感想をくれたお母さんは高校時代、全国大会にも出場したことがある元競技ランナー。絶えず結果で評価される世界の中で走る喜びを失って苦しんでいたとき、らせん流に出逢い、ここで自分を満たしながら走る世界に辿りついた方なんです。

そんな方からのこの感想に、人が走ることの原点、そこから生まれる豊かさをも感じさせてもらいました。私も新しい世界を開くことができました。ありがとうございました。

実は、「まずギューしてから走る」は、高校で体育教師として「動く楽しさ」を伝えようとしている娘の案。「わぁ~い!って思いながら走る」は、このところ心が幼児化している私の案(笑)。こちらも母娘の合作。これも嬉しいことでした。

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