日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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先日、らせん流の受講生の方から、
「ここで小松さんのこと、紹介されていましたよ」
と、ある方のブログのURLが送られてきた。

開くと、
2018年24時間マラソンで世界ランキング10位(255.279km)の実績を持つ
ウルトラマラソンランナー、小谷修平さんのブログ。

https://holosrc.com/post-3990/

このブログを紹介するご自身のメルマガの文頭に

「この記事は今朝
マラソントレーニングの名著『リディアードのランニング・バイブル』を久々に読んでいたら、
私が飛躍したきっかけと重なる部分があったので書きました。
以前読んだときはそれほど意識にとめなかったことを考えると、
やはり読み手の経験によって同じ本でも得られるものが違うのだなぁと実感しました。」

とありました。

『リディアードのランニングバイブル』(大修館書店)は、
今世界で行われている中長距離走のトレーニング方法の基礎を築いた
世界的なコーチ、アーサー・リディアード氏の『RUNNING with Lydiard』の邦訳本。
私がニュージーランドで彼の指導を直接に受けたことをきっかけに、
30年近く前に、私自身の体験も盛り込みながら訳させていただき、
今も増刷をつづけているロングセラー。
ランニングライターとして、我ながら誇りに感じている仕事の一つです。

小谷さんの飛躍のきっかけと重なる部分とは、
私自身が、28歳から1年間、ニュージーランドにマラソン遊学をしていた時の体験。
現地の市民ランナーが何気に走りだす時のジョギングのメインのペースが、
「ゆっくり気持ちよく」ではなく、「気持ちよく速く」であり、
それがリディアードの教えからきていたことを知り、
それをまねてみたら、マラソンの記録が楽に伸びた、というくだりである。

小谷さんもこれと似た工夫で、
24時間マラソンの記録を一気に伸ばしたという経験から、
ジョギングのペースについて言及されているのが、このブログ。

マラソン、ウルトラマラソンで
無理せず、記録更新を目指している方には、
是非参考にしていただきたい内容です。

今は、レースの世界からは離れている私ですが、
30年近く前に書いた自分の体験が、
ウルトラマラソンの世界で新境地を開いていっている若い方に
なんらかの影響を与えている。

とてもうれしくなりました。

小谷さんが

「読み手の経験によって同じ本でも得られるものが違うのだなぁと実感しました」

と書かれているように、

これが長く愛される「本のチカラ」なのかもと感慨深いです。

今、手がけつつある「らせん流ウォーク」の本も、
そんな本にしたいと、心を新たにしました。

小谷さん、ご紹介、ありがとうございました!
ますますのご活躍、楽しみにしています。

写真の左がリディアード氏。私の方は、今見ると、ひっどい立ち方をしているけれど、この写真は宝もの。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、小松美冬さんを含む、立ってる(複数の人)、子供、空、屋外、自然
写真の説明はありません。
 
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