日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

ランニング学会大会一般研究発表報告【その2】

私が参加させていただいたのは、
一般研究発表B。これは大きな階段教室で
1分間のプレゼンをしてから、
自分の発表内容を貼ったパネルの前に立ち、
興味を持っていらしてくださった方の質問にお応えしていくという形式。

まず、1分プレゼンは、この写真のスライドをバックに
こんな感じでやってみました。

「ランニングセラピストの小松美冬です。
私は28歳の時、マラソンを2時間46分で走ったあと、
いわゆる脚の力が抜ける症状で走れなくなりました。

そこから、その原因と対処法を模索する中で、
人間本来の構造に立ち返り、
生涯気持ちよく走り続けられる動きを見つけ、
それを「らせん流RUN」と名付けました。

もし、今、皆さんの中で、
走ることが好きなのに
痛みや不調でお悩みの方がいらしたら、
このイラストのポスターのところにお越しください。

「らせん流RUN」は、
ウォーキング・ランニングよる様々な障害を
根本から解決していき、
歩く・走る、その行為自体が歓びとなる動きです。
ていねいに、ご説明いたします。

また、共同研究していただける方とも出会いたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。」

心がけたことは、
自分自身が地(床)に足をつけ、
参加者の皆さまとは、地球の中心でつながっているんだよね、
と思いながら、そのハートに届くようにってこと。

この冬に受けていた
「ビジネスアーティストパフォーマンスプログラム」
で掴んだことを生かしてみた。

自分としてはまだまだ、気が上に上がりがちだったけれど、

参加者の方からは
「皆を幸せにしたいオーラが出ていたので、
真っ先に(私のパネルのところに)来ました」

「自分にはピンと来ないデータ分析が多い発表の中で、
なんだか、ほっとする発表だった」

と言ってくださったのはご自身も走られている
市民ランナーの指導者たち。

特に熱心に関心を持ってくださったのは、
自分が教えている人、あるいはご自身が
「脚の力が抜ける」症状に悩んでいる方たちでした。

私の研究では、
「脚の力が抜ける」のは
元々真っすぐに動きたがっていない大腿骨を、
まっすぐに上げて下そうとし続けた結果、
本来、クルクル動く構造の股関節のまわりが
ガチガチに固まってしまって、
その動きが止まってしまっているから。

そこで、
大腿骨はどう動きたがっていますか?

実物大の大腿骨模型を持っていただいて、
大腿骨が上がるとき、
大腿骨は外旋したがっていることを
体験していただきました。

そしたら、
70歳代の女性が、
「あら、この動きなら、潤滑油の切れている私でも滑らかに動くわ」
の名言。

また、学会の元会長の面々からは、
「いい発表だったよ」

「今の学会発表は
現在行われている走りの分析が中心になっているけれど、
小松くんのように人間にとってどういう動きがいいのか、
という方向の研究、発表がもっとあってほしい」

「スピードスケートの小平奈緒選手が、
氷との対話がスケートの楽しさ、と言っていたけれど、
走る歓びについて、もっといろいろな表現をして伝えてほしい」

などと言っていただきました。

また、元実業団選手で現在は大学の先生、
陸上部の指導もされている方が、
真っ先にパネルを見入ってくださっていたので、
訊くと、
「自分のところの女子陸上部員には高校まで走り(走らされ)すぎ、
走る意欲をなくしている学生が多い。一度、話をしに来てほしい」

もともとは走ることが好きだったはずの人たちが、
数字を追いすぎることで、
その歓びから離れてしまっていることは
同じ走るの大好き人間として、
とっても悲しい。

私自身が「ナンカ、オカシイ・・・」と思い続けてきたことが
あながち的外れでなかったことを感じると同時に、
自分がしていきたいことが、
よりはっきり見えてきました。

続きはこちら。

やってみるもんだ

ブログランキング・にほんブログ村へ 

日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す らせん流タオRUNNING倶楽部
 東京・国分寺を中心に教室を開催中です。

日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す
らせん流タオRUNNING倶楽部
 東京・国分寺を中心に教室を開催中です。