日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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お恥ずかしい話だけど、
動きのこと、体のこと、
私にとって新しい気づきの8割が
朝目覚めて、布団の中でもぞもぞ動いている時に起きる。

それはふと目覚めてしまった夜明け前のこともあるし、
寝過ごしてからの8時台のこともある(´;ω;`)

今朝もそれは起きた。

実は、4か月前から左腕が痛い。
私が、らせん流ウォーク&ランのワークショップでお伝えしているワーク
そして、自分だけで自分のメンテのためにしている静功(ただ坐る)をしてきたが、
状況は一進一退だ。

33年前にロードレーサーで転倒。
3日間意識不明になった時に、左半身を激強打した。
その時、体にしこたま与えていたにもかかわらず、
なんのケアもせずに体の奥に押し込んでいたダメージが
今に出ているような感じだ。

当時、表に出た症状としては、
肋骨骨折と軽いむち打ちだけだった。

その事故を起こしたのは、
3か月後に控えた東京国際女子マラソンに向けて、
本格的なトレーニングを開始した直後だった。
その大会、前年の成績が評価され、招待選手になっていた。

だから、みっともない走りはしたくない。できない。
その思いの強さで、
入院中から、こっそり裏の非常階段を上り下りしたり、
リハビリ室に潜り込んで歩いたり、
退院後の通院を走ってしたり。
肋骨と首にサポーターをつけたまま(´;ω;`)

ホント、今思うと、鬼バカ、私。

そんでもって、
そのツケが33年後に
たくさんの利子をつけて
お出ましになったようなのだ。

体の叡智なるものを説く私だから、
その痛みに対しても
体に訊いてあれこれしてきた「つもり」だった。

でも、それは、
まだまだ、
「つもり」でしかなかったことに気づいたのだ。

体に
「どう動いたらいいの?」 
「どう動きたい?」
と訊くところまではいい。

ところが、
体がそれで動きだしてしばらくすると、

「やっぱりそうだよね、その動きだよね、ほら、私の説通りじゃん!」

となり、
そう思ったとたん、
その説に体を合わせにいってるのだ。

私ったら(´;ω;`) 大バカ!

ああ、このアタマの我の強さよ(´;ω;`)

で、アタマを鎮めて、体の導くままに動いていくと、

微細ならせん状の動きが背骨の際の際に起き、
得もいわえぬ”快”が背筋に沿ってゆっくり走る。
それが末端に伝わっていく。

その得も言われぬ”快“の海に
全身の細胞が浸っている。

それで、あれ?
腕痛くないじゃん!
奇跡!

なんて、オメデタイ話には
残念ながらならない。
そんなに体は甘くない。

だって、33年も放っておいたんだから、
その恨みの深さはハンパないはずだ。

でも、この痛みは、
自分の我の強さ、
そして、体にゆだねきったときに
人智を超えたところから
もたらされるものの崇高さを感じさせてくれた。

これからも
放っておいて「ごめんね」と、
そんな状態でも動いてきてくれて、
「ありがとう」を繰り返しながら、

ゆだねられるだけ
ゆだねていこう。

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