一つ前のブログで書きましたが、楽な動きの探究にちょいと熱が入りすぎ、仙腸関節をさするという同じ動きをやりすぎて、腰を痛めました。
そして、その腰の状態で座位から立ち上がる時、上体をただ起こすのではなく、ある工夫をするとラクに立ち上がれて、かつ痛みが半減していたことを前号でお伝えしました。
詳しくは↓
https://rasenmail.com/Lb262/11601
この発見に感激していたので、すっかり忘れていたのですが、そのあとにしたある行為も、とてもよかったので、今回はそのシェアです。
私は、体のどこかを痛めた時、まず、痛めたところに「ごめんなさい」と言います。
今回も「扱い方が雑で、痛い思いをさせてごめんね、ごめんね」と心の中で呟きながら、腰をさすっていきました。
これ、してない方はぜひしてくださいね。
これで少しよくなったのですが、やっている割に効果が上がってこないのです。
「なぜ?」
と体に問いました。
そこで気がつきました。
痛みを発している腰だけでなく全身が緊張していたことに。
そこで全身に「ごめんね」を伝えると、全身がスッとゆるんで腰が一気に楽になったんですね。
家庭内でも街中でも、誰かがケンカしていると、当事者でない自分もハラハラドキドキ。体も心もどこか緊張して穏やかではいられなくなりますよね。
あの感じが、全身に起きていたのです。
「全身連動ご自愛さすり」というらせん流本コースでお伝えしているセルフケア法があります。頭から足まで順に「ありがとう」の思いを込めてさすっていくのですが、さすり方自体も全身連動する工夫を凝らしています。
そのうえで、どこかに痛みや不具合を感じた時は、その部位は犠牲者。他の部位が元凶の場合が多いから、その部位だけでなく、全身をさすってね。と伝えてきました。
ですが、今回気づいたことは、体のどこかに不具合が起きると、不具合を起こしている部位でも元凶でもない部分も、素知らぬ顔をせずハラハラドキドキ。皆がその部位を案じているんだということです。
いつでも体はワンチーム。全組織がつるんで調和を目指して変化し続けていることに改めて感じ入りました。
これからは、不具合を起こしたときの「ごめんね」は、全身にも言おうと決めました。
小松さんも試しいただければと。