6月20日(土)、第9回「おうちでの歩きも楽しくなる地に足がつくセルフケア法」楽しく終了。
ご参加くださった皆さま、興味を持ってくださった皆さま、
ありがとうございました。
*
今回は、そろそろ、みなさん、土曜日の夜は外出されてるかもしれないから、
リアルタイムでの参加者少ないかもな~とも思ったのですが、
常連の皆さまは、時間の前からしっかりスタンバイしてくださったり、
後からでもしっかりと見て、感想をくださったり、もう、本当に感激です。
さて、今回は、その動きの苦しさ、辛さから、
おそらく好んでやりたがるオトナはめったにいないい
準備体操の常連である前屈と後屈運動を
らせん流に「体に訊きながら」料理。
1回やるだけで、すっと軸が通り、
必要なところに力が通り、要らないところから抜けた楽な姿勢になり、
胸のあたりから脚のように軽く歩ける方法をご提案しました。
そうして出来上がった体操の名前は
「アジの開き」と「アジの開き閉じ」。
これを、従来のものとの比較で
その効果を実感していただきました。
従来の後屈をすると、ライブ中に「腰が痛くなったのに、アジの開きをしたら、
痛みが消えました」の感想。
また、「アジの開き、イメージしやすかった!」
の感想もいただき、私の体感から生まれたネーミングが
オンラインでも理解されたことにほっ(^^)。
で、ですね。
これまでのワークショップの参加者と、
今回の皆さんからの感想で
私は、もう、声を大にして言いたい!
「やっていて苦しい、楽しくない動きって、
体がイヤイヤ言っているわけで、
それって、“セルフボディハラスメント”だよ!
だから、見直さなきゃいかん!」
と。
⋆
と熱くなったところで、
冷静になってさらっと復習しておきます。
テーマは
「”アジの開lきになると、キツイ前後屈が快楽♪」
で、やったことは、
1)立ち方、歩き、深呼吸チェック
2)従来の後屈
3)立ち方、歩き、深呼吸チェック
4)従来のやり方だとやっている時から苦しく腰がバキッといきそうでコワイ。快ではない。
やった後も、腰がヘナッとして、脚が重くなり、歩きにくい。
5)快ではない動きは、本来の構造に沿っていない。なら、どうするか。
体にどこからどう動きたいと訊き、超ゆっくり動きながらスルスル通るラインを探って動こうの提案。
6)それで動く前に、これまで、屈しにくい構造のところから屈している人が多いことを指摘。体は股関節から前後に屈するようにできている。股関節はお尻にあるととらえた方が楽のアドバイス。
7)5と6を踏まえて、小松が体に「どこからどう動きたい?」と訊いてやってみると…
膝が前に出ながら足が逆ハの字に開いていく。
お腹がせり出て、その流れで自然に反っていく。
まるでアジの開きを更に開いていくような感じ。
戻る時も「どこから戻りたい?」と訊くと、
足で床をグッと押し、その反力が上に伝わることで、自然に立ってくる。
8)立位・歩きでチェック。背骨周りに力が集まりすっと立てる。全身がひとつながりになって軽く歩ける。息も楽。
9)参加者も実践
10)前屈も同様に。従来のものと、体に訊く動きで比較。(詳しくは動画を見てね(^^))
11)従来の前後屈の問題点の指摘
・屈するポイントが構造に反している
・床との力のやり取りを忘れて自力で動いている。
・体の構造に従うと、前屈、後屈の動きには、多方向の動きが同時に起きる、特に足・脚・腰・胸の開閉が伴うのに、それを止めている。
12)従来の前屈、後屈は、体をいじめだったのでは?⋆
ここまでまとめてみたものの、
今回の内容は、特に文字だけでは表しにくかったことに気づきました。
これを読んで、「!?」になられた方は↓をポチしてね。
前後屈の話は15分くらいから。
その前は、皆さまからいただいた前回までの感想のご紹介と、私の見解をお伝えしています。
そこもなかなか面白く、人気コーナーであります(笑)
≪第9回 “アジの開き”になるとキツイ前・後屈が快楽♪≫
↓
https://www.facebook.com/watch/?v=737473890339359
*
さて、次回のライブは2週間後の7月4日(土)
テーマは「従来の“モモ上げ”と体に訊いた“モモ上げ”どっちが楽?」。
ここまではらせん流の体の動き方を通して、体との向き合い方について
お伝えしてきましたが、次回はらせん流ウォークそのものの世界にお招きします。
⋆次週6月27日(土)は、対面でのらせん流ウォーク&ランの6コース連続ワークショップがあるので、ライブはお休みさせていただきます。6コース連続ワークショップにご興味のある方は、
まずは体験会にお越しいただければ幸いです。体験会では、このライブでやってきました「知足ワーク」で足の構造を感知するだけで立つ。歩くが楽になること、「膝屈伸」「前後屈」「モモ上げ」を例に、体に訊いて動くと、楽に立て、歩けることを通して、体の叡智に気づいていただくことをしています。
体験会については↓をご覧ください。
↓
https://running-therapist.com/trial-class
※写真は、従来の後屈と体に訊いた後屈(アジの開き型)とその後の立位。
さて、どれがどっちかな?