今朝、紅芯大根の間引きをした。
大根を収穫するとき、
真っすぐ引き上げると
骨が折れるし
大根も折れることがある。
だから、大根を抜くコツは、
捻りながら。
とプロは言う。
試すと、
なるほど、拍子抜けするほど
スポンというか、スコッと抜ける。
間引きの大根の根をみると、
ねじりながら地中深くを目指していたのがよくわかる。
だから、しなやかに強い。
植物は双葉を
らせん状にねじながら
土を押して芽を出すし、
身をねじりながら、
根を伸ばす。
表面は真っすぐに見えて、
きっと中ではらせんの動きは続いているに違いない。
回転とともに上下動が起きるのがらせんの動き。
らせんの強さ、したたかさを想う。