先日、
「本当にやりたいことで人生を切り拓きたいあなたへ
~あなたの価値が輝き出すLIVE+ワークショップ」
でプレゼンをしたのですが、
そのために原稿を何度も書き直していくうちに、
今、「らせん流RUN」を通して、
自分がしたいことがよりはっきりしてきました。
その時のプレゼンの原稿を、
時間制限のために削った部分を少し復活させて、
ご紹介させていただきます。
今回は最終回。
1~3回目はコチラ
↓
ヒトはご自愛すれば、楽に気持ちよく歩けるように創られている(その1)
ヒトはご自愛すれば、楽に気持ちよく歩けるように創られている(その2)
ヒトはご自愛すれば、楽に気持ちよく歩けるように創られている(その3)
プレゼンの会場にいらっしゃるつもりで、
おつきあいいただければ、うれしいです。
***
私がナビゲートしてます「らせん流RUNのワークショップ」では、
はじめに、「ご自愛さすり」をします。
まずは、なにも説明せずに、さすりたいところをさすってもらいます。
そして、次に、
私たちのイノチが生まれた確率の話をします。
さて、ここでクイズです。
これは、村上和雄先生という遺伝子研究の第一人者から聞いた話なのですが、
私たちの生命細胞が生まれた確率についてです。
ひとつの生命細部が生まれ得た確率、それは、一億円の宝くじに例えていうと、
1億円が何回連続で当たった確率だと思いますか?
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なんと、100万回です。それも連続してです。
こういうことこそ、私たちは「奇跡」っていうんですよね。
その超超超プレミアムチケットを手にして、
この世に生まれた私たちって、、
すごくないですか?
そこで、
ワークショップでは、
その事実を知った時、
湧いてくる思いとともにご自分をさすってみましょう。
とお伝えします。
感謝だったり、
敬意だったり、
痛いところがある方はお詫びの気持ちだったり
みなさん、それぞれです。
すると、それまでセカセカセカセカ機械的にさすっていた手が、
からだを愛おしむようにていねいにゆるやかに動きだします。
そして、全身が揺らぎはじめます。
その体に任せて歩いてもらうと、
地に足がピターっとつき、
自ずとすっと背筋が伸び、
丸ごと全体の体で、なめらかに進んでいきます。
顔には笑顔がこぼれます。
方々で「これ、らく~、なんだか楽しい」の声があがります。
しだいに
部屋の空気が優しく穏やかに変わります。、
私が大好きな瞬間です。
どうでしょう?
みなさんも、やってみますか?
まず、さすりたいところをさすってみましょう。
さすりたいところがわからない方は、
どこでもさすりやすいところをさすってください。
今のさすっている方の手、腕、肩の動き、感じてみましょう。
さすられているところはどうですか?
では、
今度は・・・、
先ほど紹介した、
今ここにいる“奇跡”のことを思って、
湧き上がる思いとともにさすってみましょう。
さすっている手、腕、肩のようす、
さすられているところの様子、
先程の動きとの違いを感じてみましょう。
違いに気づかれましたでしょうか?
いつもあなたと一緒にいるご自分の体の声、
かすかにでも聴こえましたか?
今日は時間が短かったので、つかみかねた方もいらっしゃると思いますが、
これが、楽に気持ちよく歩き続けるための入り口です。
最後に、私が地元で社会貢献活動で行っている
シニア対象にご指導している教室に、
杖をついて見えた89歳の女性の話をします。
彼女は、この「ご自愛さすり」をしたとき、
「89年生きてきて、自分の体に「ありがとう」を言ったのは、はじめてです。必要なことでしたね」と涙を流されながら、
ご自身を慈しむように、愛おしむようにさすっていらっしゃいました。
そして、すっと立ち上がり、なんと「杖無し」で、
ゆったりとやわらな足取りで歩かれたんです。
教室中で拍手が起きました。
慈愛に満ちた光景でした。
そんな力が、私たちひとりひとりにあるんです。
それを引き出すのが、ご自愛です。
どうぞ、山盛りてんこ盛りのご自愛を!
最後までお読みくださり、
どうもありがとうございました。
*写真は、国分寺でのワークショップで、参加者とともに大地の肌触りを足裏で丁寧に味わいながら歩く様子。