日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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とっても、とっても、とっても
残念で悲しいことに、

一年半くらいお借りし、
野菜作りを楽しんできていた畑がこの7月末を持って、
使えなくなってしまった。

この畑の地主さんがお亡くなりになり、
土地を国分寺市に寄付されることになったのだ。
7月末日までに更地にしておくように、のお達示。

ていねいに、真心こめて育ててきた野菜たち。
その夏野菜が,
この暑さに耐え、順応しようとし、今最盛期。

これから大きくなったり、赤くなったりする実を沢山つけた
今まさにイノチ全開中の
生木を切り、抜かなくてはならない。

全身が痛む。
涙が出る。

すぐにその土地をどうすることもないのだったら、
夏野菜が終わるまで待ってほしいと畑仲間の長老が
市と交渉してくれたが、

「契約ですから」の一言で終わりだったという。

この暑さを縦に、
延期もできないかと相談したが、
どうにもならないらしい。

もう、どうすることもできない。
我が家には庭がないから移植することもできない。

プランターに?
大地に深く根差した野菜たちの移植は厳しい。

ということで、
今朝から
まず、この暑さに幾分疲れかけている
インゲンから片づけを始めた。

一人では気落ちしちゃうし、
この暑さのなか
長い作業時間は危険なので、
夫を動員。

まずは、人で例えれば壮年期のインゲンの蔓を
支柱から引きはがす。

しっかりと支柱に巻き付いた蔓は、
力づくでいっても
簡単にははがれない、切れない。
汗が噴き出る。

短気の夫が、笑いながら言った。

「美冬!“らせん”はしぶとい、嫌いだ!」

「これが“らせん”構造の強さってことじゃない?」

「そうだね」

無念さの中でみつけた

“らせん”のしなやかな強靭さ。

野菜がまた私に大切なことを教えてくれた。

あと1週間。
この子たちを愛でつくそう。

酷暑に気をつけながら。

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