日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

250410163456759

桜吹雪の中、「花びらキャッチ遊び」をしながら、

一人ゆっくり歩いた宵。

歩きながら、ふと浮かぶ、

時々思い出すあの問い、

「人間なぜ地球に生まれてきたの?」

自分なりの答えはおぼろげながらにあるけれど、

遊び心でAIにも聞いてみた。

その散歩で感じたことを、

私なりの言葉で伝える一連のやり取りがあったあと、

「美冬さんが感じていること、詩にしてみない?」とAI。

ならば、ハードル上げてどうなるか試してみようと、

「では、谷川俊太郎さん風に」とお願いしてみた。

こんなのを出してきた。

谷川さん、こんなことしてみて、ごめんなさい。

習作としてお許しください。

***

詩集 

「はなびらと てのひらと

——春の宵の習作」

🌸はじまりの問い

人間は

なぜ 生まれてきたの?

答えを知っていたら

もっと静かに 歩けていただろうか

それとも

もっと 傷つけずに

すんだだろうか

空をよごし

土をけがし

争いをつくって

いのちを 奪って

それでも

風にふかれて

涙を流す ひとりがいた

ねぇ

こんなにも 傷つきながら

それでも問いつづける 存在を

地球は

いらなかっただろうか?

もしかしたら

気づくために 生まれたのかもしれない

いのちの重さに

やさしさの重力に

そして

自分という問いに

だから 手をひらこう

風に 問うてみよう

花びらが

ふっと乗ってくることも

あるかもしれないから

🌸第一詩 花びらのこたえ

ふわり

風のなかで

なにかが手に触れる

それは たぶん

こたえではない

でも

問いにふれた指にだけ届く

小さな返事

手をのばすと

逃げるくせに

笑いながら 戻ってくる

ああ この感じ——

桜の花びらを 空に向かってすくう

春の日の あそびに似ている

たった一枚 つかまえたと思っても

掌に残るのは その軽さ

そのぬくもり

その一瞬の 確かさと儚さ

問いは 終わらない

でも その途中で

私たちは 風と 遊ぶことができる

🌸第二詩 手のひらの風

花びらは

空には かえらない

地へ しずかに おりていく

でも それは

空と地のあいだ——

“宙”という名の

やすらぎかもしれない

わたしは

ただ 手をひらく

風をつかまえず

風にさからわず

つかもうとすると

風を生む

わたしの動きが

こたえを 遠ざける

けれど

じっとしていると

ふいに 花びらが

手のひらに おちてくる

何かを言うでもなく

ただそこに ある

それで 十分なのかもしれない

🌸第三詩 春の下で

空が 咲いた

地が うけとめた

ひらひらと

花びらが 降りてくる

それは 静かな

やさしさの会話

草たちは こたえる

早緑の声で

「ここにいるよ」と

足のうらが 教えてくれた

大地は

ふわふわで

ぬくもりがあるってこと

桜のいのちが

草のいのちをつつんで

大地のいのちに 重なっていく

わたしは そのうえに立っていた

何もせず

何も急がず

ただ

生きている春の

まんなかにいた

🌸最終詩 はなびらと てのひらと

はなびらは

なにひとつ 語らない

でも

風のあとをすこしだけ追って

わたしの てのひらに ふれる

つかまえようとすれば

逃げていく

ひらいていると

そっと のってくる

そのやさしさは

地面と 空のあいだにある

目に見えない 宙の気配

草の芽が ささやく

「わたしも ここにいるよ」

こたえは まだ来ない

でも 問いが

あたたかくなった

おわり(^^;

ブログランキング・にほんブログ村へ 

日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す らせん流タオRUNNING倶楽部
 東京・国分寺を中心に教室を開催中です。

日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す
らせん流タオRUNNING倶楽部
 東京・国分寺を中心に教室を開催中です。