こう暑くなると、いわゆる歩くために歩くのは、早朝か夕暮れかとなってきますね。
それでも結構暑いです。
そんな中、歩数や距離といった量を追って歩くのは大変キケン。
と言って、何もしないと運動不足。体の中の流れが滞ってしまいます。
そこで、暑い時の運動について、ご提案!
暑い時は、量でなく「質」を高めましょう!
一般的なウォーキングやランニング指導で「質」というと、速度や心拍数を上げることを指すことが多いようです。
私もランニングライター時代、そういう認識でした。
ですが、今は変わりました。これまで「質」と言ってきたものは「強度」。「質」とは、体に無理のない動きをすることだと考えています。
体に無理のない動きとは、全身が一つながりになった動きのこと。別の言い方をすれば体がワンチームとして動くこと。必要なところに必要なだけ力が入り、不要な力が抜けていること。そのように動けると、地球ともつながり、万有引力という他力を存分に使わせていただきながら動けるようになるので、エコで快適です。
と書くと、それって、苦節何十年、一生かけてできるかできないかの世界、達人の領域の話じゃ~ん? って思うでしょ。
そんなこたぁ、ない、ない!
らせん流のアプローチでいくと、「たった、これだけのことで?!」で、その世界の扉は開きます。あとは、その動きをブラッシュアップしていくだけです。
らせん流ワークショップには武術系の方もよく見えるのですが、「稽古でずっとできなかったことが、あっさりできるようになった」と驚かれることが多いんですよ。
ということで、暑い時は、無理して外を歩かなくても、エアコンを入れた室内で、↓の動きをやってみてください。5分やるだけでも、結構な運動量になります。
なぜなら、この動きは骨から動く動きなので、全身の筋肉を解しながら、活性化するからです。
「動かし方だけ」を知りたい方は、15分から。より深いところから効果を上げていきたい方は、12分40秒からご覧ください。
https://rasenmail.com/Lb262/11741
先日のオンラインでの練習会でも、5分もやらないのに、「なんか、運動した感がある~」の感想をいただきました。
ここで大切な注意を2つ!
1つ目。らせん流の動きは体を深(芯)部から使います。激しい運動をしたときのようにダラダラ汗をかくことはありませんが、背骨が汗をかいているような感じ。体の奥が水分を欲しています。たった5分の動きでも水分・塩分補給は怠りなく、十分にしてくださいね。
2つ目。歩きだけのことではないですが、体の動きに意識を向けることが面白くなって、それに夢中になってきたときも、くれぐれも暑さ対策を策を忘れないように。
ということで、決して無理をせずに、何事もほどほどにして、暑さを乗り越えていきましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。