「モシモシ、モシモシ、そこのあなたも、そこのあなたも、頑張って歩いてらっしゃるけど、あなたの体から、『ツライよ~、もういい加減やめてくれ~」の悲鳴が聞こえるんですけど…。その歩き方、見直してみませんか?」
もうね、街を歩くと、私、片端から、こんな声をかけたくなります。
まあ、そんなことしたら、警察呼ばれるだろうから我慢しているけど、相当なフラストレーションです。
昨日、散歩中、すれ違う人の歩き方を真似して体幹固めて、脚と腕をまっすぐに振ってみたら、即刻私の体は「OH!NO!」の「OH.MY GOD!」
息が苦しくなり、あちこちの関節が固まり、頭はキーン。即刻止めました。
だから、少しでも多くの方にそれを知っていただくべく出版に挑んでいるわけです。
その企画で「ああだら、こうだら」切り口、表現に悩む日々が続いてます。
そんな中、先日、あるビジネス系のコミュニティに参加した時にですね。
「えええええ~、そ、そういうことだったんか!」と頭に雷が落ちる気づきがありました。
でも、落ち着いて考えてみるとナットク~。
「なんで今頃気づいたんか、私」と笑っちゃいました。
それは・・・・
健康になりたい、健康であり続けたいって思っている人は、たぶん10割。そのために歩くことは大事だって思ってもいる人も結構いる(実践している人はまだまだ少ないけど)。
だ、だけど・・・・
「歩き方」が健康に関係しているから歩き方も気をつけなきゃ、と思っている人は、実に実に実に少ないという事実です。
この場合の「歩き方」とは、ペースや時間や歩数のことではなく、体の使い方のことです。
体の構造に沿って歩けば、骨の並びが整い、歪みがなくなる。
歪みがなくなれば、コリや力みが取れてきて、血液、体液の流れがよくなり、呼吸も楽になり、リラックスしてくる。
というわけで、健康の基盤となる条件が揃うのです。
一方、体の構造に反して歩けば、この逆のことが起きる。
こんなシンプルなことなのに、気づいていない人が山ほどいるんです。
スポーツや武術してたり、体の使い方の専門家でもそこに気がついていない人が案外います。
もう、あああああああああ、なんてもったいない!
これ、まさしく人的資源の大損失です(笑)
なんて、エラそうに書いてますが、以前の私も気がついていませんでした。
走り方=歩き方が悪くて体を壊すまでは。
そこから這い上がって体の構造に沿った歩き方の楽さ、気持ちよさを日々体験しているからこそ、「ナントカシナキャ、ナントカシタイ!」の思いが爆発します。
あなたはどうでしょう?
「歩くときの体の使い方」を健康の観点から見直したこと、ありますか?
ということで、今後は健康につながる=「体が歓ぶ歩き方」についても、書籍に先駆けてどんどんここで書いていきますね。乞うご期待。そして、感想大募集!