「らせん流ウォーク&ラン」ワークショップなるものを世に出して、今日で5年になります。らせん流の基本方針は、体の“快”を指針に動くこと。その“快”の輪の波紋が、口コミで少しずつ少しずつ広がってきていること、感謝しかありません。関わってくださったすべての皆さまに感謝いたします。ありがとうございます。
ここで大事にしているのは、5年前も今も、生物としての”快“を指針に動くこと。
生物としての”快“は周りに伝播します。
それを見せてくれている代表選手は、ゴキゲンな赤ちゃん。
彼らがいるだけで周りがほっこりしてくる。そんな在り方です。
この基本方針を、私は、「操体法」からいただきました。
操体法は、超ザックリいうと、「快と感じるほうに、快と感じるだけ動けば、体と心の不調は消えていく」という健康法です。
「有難き生をうけ、生かされてはいるが、
どうもうまく生きかねているのが一般的だ。
何かが間違っている。
間違ってはならぬ、大自然の理法がある。
その理法はむつかしいものではない。
楽しい快適な、簡単なやさしいものだ。
その波動に共鳴共振すると天国が開ける。
天成りの道を知ろう。」
これ、「操体法」を創始された橋本敬三先生のご著書『からだの設計にミスはない~操体の原理』の扉の裏ページに書かれていた一文です。
操体法はらせん流の体と動きの捉え方の根幹なのに、ナント、ナント、私、このページを今まで見落としていました。
頭で考えると大自然の理法って難しく思うかもだけど、
体を通すと、ほんとにスンプル。迷いが入るスキがないんです。
「らせん流」の5周年目に、この一文に出逢ったことにもきっと意味があるのでしょう。
「心新たに、これを伝えていくよ」
と清々しい青空に誓った今朝でした。
ランニングセラピスト
らせん流タオRUNNIG俱楽部主宰
小松美冬