日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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一昨日、とある用事があって、
青山一丁目の初めて訪ねる場所に行った。
地下鉄の出口から地上に上がると、
目の前に東宮御所。
ああ、ここに出るんだ~。
と思った瞬間、
私の体は、
30年以上前にタイムスリップした。

そのころ、私は麹町にある編集プロダクションに勤務。
社内報や旅行雑誌の編集を担当しながら、
取材と執筆のノウハウを身に着ける修行をしていた。
社長が頭の柔らかい人で
原稿や写真などを銀座や原宿の取引先に走って届ける飛脚も
業務のうちにしてくれていた。
当時はいインターネットもないし、バイク便もない。
私の脚は交通費が要らないし、
渋滞が多い都内では結構速いと好評だった。

勤務時間外で自分の原稿に行き詰ると、
ちょっと行ってきますと、東宮御所や皇居に走りに出ることも度々。
ロス五輪前に東宮御所の周りを走っていたら、
「オリンピック、ガンバってくださいね」と声を掛けられたことがあった。
当時、20代中ごろ。歳も近く、背格好が似ていたこともあったけど、
ランパン姿で都内を走る若い女性の市民ランナーなどいない時代。
走っている若い女性=選手だったのだろう。
ロス五輪日本代表の佐々木七恵さんと間違えられたことも何度かあった。
「オリンピック選手は、こんな夜に走らなんですけど~」と思いながらも、
めんどくさかったから、
「ありがとうございます!」と返していたっけ。

そして、プロダクションに戻り、真夜中まで、時に朝まで
うんうん唸って原稿を書いていたっけ。

そんな記憶が、
青山通りと東宮御所を見たとたん、
脚を伝わって蘇ってきた。

私の脚は
私の歴史をよく覚えている。
面白いものだ。

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