
畑の野菜たちは、
土、空気、光の様子などなど、
今ここにある自然条件に導かれて
育ち、枯れていく。
春は、その姿がわかりやすい。
この頃、畑で
日に日に伸びる野菜を摘んでいるとき、
元々ある自然と、そこに入る人為的なものとを、
絡み合わせていく時の流れといった
大きな存在が感じられる。
「自分の行く方向は、大丈夫か?」
そんな問いかけをされるように感じる。
なんだか、うまく言えないけれど…。
写真は、東京多摩地方原産と言われる
ノラボウ。
菜の花のように伸びてくる茎を摘んでいただく。美味!

