あけましておめでとうございます。
また、新しい年がはじまりました。
なんなんでしょう。
いつも、
昨日から今日へ、
今日から明日へ
その連続であるのに、
新しい年を迎えて、
めくったページの白さの清々しさは。
東京は抜ける青空です。
いつものように
青空のムコウに思いを馳せて
空を見上げていると、
おそらく石川県の小松空港行きの飛行機が
飛んでいくのが見えました。
*
ここ数年、
さあ、今年は、これをするぞ、
みたいな、
気負いが減ってきている自分がいます。
ただ、
「今日も一日、歓んで」
だけ。
と思うと、
からだが手を呼びます。
自然に
手が、
からだをさすりはじめます。
このからだのすばらしさ、
ありがたさを思います。
慈しむように、
さすります。
(今日は、ニューイヤー駅伝をチラチラみながらなんですけど)
*
全身さすり終わると、
からだの中の流れが調い、
やわらかくポカポカしてきます。
自分とからだのすみずみまでが
ひとつになった感覚が蘇ります。
自分が自分の中心にいて、
地に足がついた安心感が立ち上がります。
また、空を見上げました。
空との距離が近くなっているのを感じます。
*
今、少しわかったような気がします。
ここ数年、
アタマでななく、
からだとこころがひとつになったものが感じていること
それを大事にしたくなっている自分がいるんだと。
だから、「確固たる決意」みたいなものが
なかなか浮かばないんだと。
*
今、思うことは、
まずはからだの流れをよくして、
おおきなおおきな
ひろいひろい世界の流れを感じて、
理性で、ほどほどに舵を切りながらも
自分の周りの流れに乗っていくのが
心地いい自分がいるんだなって。
そして、そんな在り方もあるんだよって、ことを、
少しずつ伝えたい自分がいるんだなって。
*
今年も
一歩、一歩、
大地の感触を足の裏で味わいながら、
ゆるやかに、
ときに、果敢に、
前に進んでいきます。
流れを大切にしながら。
どうぞよろしくお願い申し上げます。