10 年近く
社会貢献活動として
続けている
地元の高齢者が集う施設でのセルフケア&ウオーク教室。
実は、健康的には強者とは言えない
ここの参加者。
その歩きの見事な変化が
私が提唱する〈らせん流RUN〉の原点にある。
この教室で、お伝えしてきたことの柱は、
体の叡智に従うこと、
“快”を求めて動くこと
今日の教室でも
そんな話をしていたら、
長年参加されている70代後半の女性が
「アタマじゃなく、
足が行けっていうから、
通っているんです。
からだは知っているんですよ。
ここに来ると楽に気持ちよく歩けるって」
とボソリ。
最高にうれしいコメントだ。
*
わたしは基本、
自分の声と動きでナビをしているだけ。
ご自分のからだを
楽に気持ちよくしているのは、
おひとり、おひとりの
いのちの力。
その力を信じる人の進化は早く、
「もう歳だから」と疑う人は、なかなか進まない。
アタマではなく、
体験を通して、
その力を信じざるを得ないようにしていく
そんなナビと
場の在り方、
そこが
これからのわたしの課題のひとつだ。