パリオリンピック、観てますか?
私は64年の東京オリンピックを見て以来、オリンピック大好き人間として成長してきました。ですが、このところ、商業主義が大手を振るっている部分に大きな疑問を持ち、始まる前は、「もう、そんなに興味ないかな~」なんて斜に構えている自分もいます。
なのに、始まってみると、人間の体の躍動に、それを支える精神の在り方に魅せられ、やっぱ、「腐っても鯛」ならぬ「腐ってもオリンピック」となってしまい、連日テレビの前にいます。
皆さんはいかがですか?
もし、オリンピックに魅せられる部分があるとしたら、どんなシーンですか?
今回、私は、まず、開会式で「やっぱ、オリンピックって、いいな!」と思いました。
世界中のいたるところから集まってきた人たちが、お義理でない笑顔で会しているのを見られるって、そうはない。これって、いいなと思ったのです。
バルセロナ五輪の時、女子マラソンのラジオ解説者として現地に行きました。
そこで一番、嬉しかったのは、空港から街の中心部まで車で移動する時、街中にはためく万国旗を見た時でした。「人間っていいな、やるな!」と。この大会で銀メダルを取った有森裕子さんも同じことを言われてました。それに通じるものを開会式と閉会式に感じるのです。
試合が始まってからは、どの競技であれ、結果がどうであれ、選手が持てる力を全て出し切った後の表情にグッときます。そして、競技の後に共に競い合った仲間を心から称え合う姿も大好きです。
もちろん、順位は関係なく、動きの美しさにも惚れ惚れします。
だから、負けた選手や指導者から「スポーツは結果が全てなんで・・・」なんて言葉を聞くと、「はぁ~、何言っちゃってんの!? スポーツをナメンナよ!」と怒りたい気分になります。
昔からあるオリンピックの標語に「より速く、より高く、より強く」があります。
でも、これだけを求めて競い合う時代はもう終わっていると感じます。
では、これに続く、あるいは、これを超える「より○○」は何か?
それは、私たち見る側の一人一人が、あるいはやる側の選手一人一人が、グッとくるシーンを象徴する言葉になるのではないかと思うのです。
昨夜、陸上競技を見ながら、家族でそんな会話をしました。
「どんなシーンにグッと来る?」
「より速く、より高く、より強く」に何を加えたい?
出てきたのは、
「より楽しく」「より仲よく」「より人間くさく」「より幸せに」「より心地よく」「より心豊かに」・・・。
私の中には「より自然に」というのも出てきました。
ですが、そもそもスポーツは人間が決めたルールに従って競うことを楽しむゲーム。
そこに「自然」を持ち込むのは、今はまだ理想卿すぎると、自分で却下しました。
みなさんなら、「より○○」の○○に何を入れたいですか?
今号も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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