「うばい合えば足らぬ。わけ合えばあまる」
世界で紛争が起きるたびに、相田みつをさんのこの言葉を思い出します。
わが身がギクシャク動きづらい時ももこの言葉を思います。
ある部位だけを柔らかくしようとして、他の部位に窮屈な思いをさせていないかと。
そこだけを伸ばそうとして、他にしわ寄せがいっていることを無視していないかと。
体の場合、ある部位に窮屈を感じたら、それを頭の方か足の方に逃す動きを工夫すると、スッキリ調和のとれた動きやすい体になってきます。
私たちの体は自然界の一部。宇宙の縮図でもあるわけです。
遠くの地のことは、祈る以外何もできないけれど、まずは、自分の体に本来の調和を取り戻す。
ひとりでも多くの人がそれをしたら、その足し算の分、調和が広がると信じています。
こっそりお伝えしちゃいます。
らせん流が密かに目指しているのは、実はそこでもあるのです。
でっかすぎる思いではあるけど、一歩ずつ。