目黒区緑が丘文化会館で、月１～２回のペースで９年続けている、この地域の方を対象にした社会教育活動的なクラスがある。
このクラスのテーマは、「気持ちよく歩こう」。
はじめは「ゆるウォーク」をお伝えしていた。
けれど、その後、自分の研究の進化に合わせて、その時私が一番いいと感じているものをお伝えすることを認めてくださっていて、ここまで続いてきた。もちろん、今お伝えしているのは、「らせん流ウォーク」。
昨日、その教室で新たな出会いがあった。
風貌から一目でランナーだとはわかった。
そして、ワークでの反応が素人でないことは途中でわかった。
終わってから伺うと、
鍼灸師で「魔法の重心」という体の使い方を見つけられ、それをご自身の走りに活かしながら、広く伝えている大島真一さんという方だった。
私の教室は、参加者の対象を絞らないのが特長だ。
ご自身の健康のためにいらっしゃるシニアの方からランナーの方、運動がキライな人、さらには体のこと、動きのことを真摯に学ばれている専門家も多くいらしてくださる。
この「五目ごはん的」なところから浮かび上がってくる
動くこと、生きていくうえで大切ことを、
私も感じ、参加者の皆さま薄々感じとられ、持ち帰っていく。それが楽しい。
そんな教室にいらしてくださった大島さんと、これから何かが始まりそう。このご縁に感謝である。
そして、「東京国際女子マラソン国内８位」がこういうところで役に立っているんだと、その結果にも、改めて感謝。
