体の中の流れを感じられるようになると
人生にもいろいろな流れがあることに気づいてくる。
体のいろいろなところがつながって動くようになると
自然に包み込まれている存在の自分を感じる。
自身のイノチの営みへの畏敬の念は
自分以外のすべてのイノチへのそれに通じる。
はじまりは自分。
今乗りはじめた流れのいきつくところが
幾層にも重なった
柔らかなヴェールの向こうに
う~っすらと見えたり消えたり。
ゆっくりでいい。
そっと
そっと
そっと
ていねいに
そのヴェールを
一枚一枚開けていこう。
*ゆっくり走っているとき、静かに座っているときに感じた、書き留めておかないと消えてしまいそうな、微かな感覚だったけれど、とても大切な感覚だったから、書いてみました。