我が家の朝食はほぼ和食。
具だくさんの味噌汁から一日が始まる。
冬は「この温かさが身に沁みるね~」
夏は「美味しんだけどさ、こう汗が噴き出るのも考えもの」
などとつぶやきながら、
「やっぱ、日本人でよかったぁ」が大方の結論。
最近は、小魚と昆布とゴマを細かくしたミネラルの塊のふりかけを投入し
両手でお椀を包み込み、手を温めながら
お椀の中をしっかりと覗きこむのがマイブーム。
キノコ類、青物、海藻類、根菜類、豆腐、
そして、味噌。出汁は煮干し系のパック。
見つめていると、
それらのイノチを育んだ世界に
私は導かれていく。
そこには、
大地があり、大海があり、大気があり、太陽があり、
無数の微生物があり…。
お椀の中に、宇宙が凝縮されている、と感じる。
それをいただくとき、
ああ、本当にすべてはつながっているんだなと実感する。
そのつながりの中にある
自分の佇まいを見直す。
味噌汁に感謝。