また、娘から教わった。
大学で
人の幸せにつながる
運動やスポーツの在り方を研究する学科に進んだ娘が
この夏、「ウエルネス福祉実習」なる名称の実習に参加。
自然豊かなキャンプ場でテント泊。
丸1日、時計と携帯の使用と、人と話すの禁止。
その環境の中で起きることを味わう、
そんな実習を体験してきた。
携帯がないと、時間が膨大にある。
ひとりだと、時間の流れがゆっくりに感じる。
散歩に出ても、時間があり余る。
自ずと歩みがゆっくりとなる。
すると、周囲の自然の感じ方が深まっていく。
けれど、次第に話す人がいないことが辛くなってくる。
普段いかに自分が家族に、
友人に受け入れられ、支えられているのかを感じる。
淋しさが突き上げてくる。
これまで日常で一人でいる時、
淋しさを感じると、
自動的に携帯に手を伸ばして
誰かとつながることをしてきたことに気づく。
けれど、ここでは携帯は先生に預けてある。
その時、気がついたという。
「もっともっと、自分で自分を受け入れる、
自分で自分を大事にする、自分を愛さないと、
この淋しさは乗り越えられない」
「これまでそれが大事と知っていて、やろうとしてきたけれど、
しょっちゅう、自分を責めていて、できてないな~って思っていた。
けれど、あの時は、それをするしかなかったんだ」
「そういう経験をしたから、ずっとそうなれるわけでなく、
これからも行ったり来たりするんだろうけれど、
あの体験をしたってことは、宝だよ」
「それとね、1日携帯をいじらないと、体がすごくすっきり、気持ちいい」
私もやってみたくなった。
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写真は、平らなトラックを走るのがつまらなくなったと、
大学から地図とコンパスを持って山のなかを走りまわるオリエンテーリングにはまり、
週末ごとに山や森に入る娘の様子にピッタリと思い、彼女に贈ったTシャツ。



















