日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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「ラクを選んだら、人生、堕落しませんか?」

これ、らせん流ウォークの体験会でよく受ける質問です。

みなさんは、どう思われますか?

ここ、生き方を考える上でとても大切なポイントかな? と感じるので、私なりの考えを書いてみますね。

らせん流には大事な交通(?)ルールがあるんです。それは・・・、

“体”が気持ちよく、ラクに感じる動きは「青信号! その道でいいよ!そのまま楽しく進もう!」

逆に、不快だったり、苦しい動きは「一時停止! この道をいくと、どんどん苦しくなるよ。ゆっくり徐行しながらラクに動ける方向を検索し直せ!」。

です。

この話をすると、ガンバルのが好きな人から、冒頭の質問をいただくわけです。

「ラクで、気持ちいいことばっかりしてたら、人間、堕落しませんか?」と。

それに対して、私の答えは、

「いや、体がいくらラクでも、人生って、山あり谷あり、いろいろと起きるから、大丈夫じゃないですか? というより、せめて体はラクにしておかないと! 体がラクであれば、心にも余裕ができるから、何か起きた時も適切な対応ができて、苦しいことにも前向きに対応できるんじゃないかと」

です。

ここでいう「ラク」とか「気持ちいい」は、あくまで“体”のラク、気持ちいいです。“アタマ”のそれではありません。“アタマ”は“体”が苦しくても慣れ親しんだ動きをラクと感じるので、それこそ堕落しかねません。

その前提にあるのが、

「自然界の生き物は、自然の法則に沿ってラクで気持ちよく動けるように造られている。だから、ラクに気持ちよく動いていけば、体の構造に沿い、自然界の法則に則って生きられる。逆に体の構造に反して動けば不快で苦しい。そうなったらラクで気持ちいい動きをすれば、体の構造に沿って動けるようになる」

という橋本敬三先生の教えです。

橋本先生は、私が超ノーベル賞級と呼ぶセルフケア法である「操体法」を生み出された西洋医学のお医者さんです。

たとえば波乗り(やったことないから想像ですが)。

体がラクに動いたら、果敢に大きな波に向かっていけるし、乗っている間も楽しめそうです。でも、体が苦しかったら、同じことするのに、気力を振り絞らなくてはならず、乗っていても波と馴染みにくくて楽しさは減るはずですよね。

人生の大波,小波に対する時もこれと同じことが言えるんじゃないかな~と。

さらに、ですね。

その先をいく面白いことが、らせん流の経験者の間で起きているんです。

「歩くことで気持ちいい動きを探るクセがついてきたら、生活のすべてで、ラクで気持ちいい方を選ぶようになってきて、それをしていたら、自分のしたいことに導かれるように、人生もスルスルと進むようになってきたんです」

これ、らせん流の卒業生たちからよく聞く話です。

これを聞いてね、自分の過去を振り返って、私たち、なんか、ガンバル方向が違っていたのかもしれないって、思うんです。

これまでのガンバリには、「自然の法則」の視点が抜けてたんじゃないかと。

この視点があれば、人に対しても自然界に対しても社会に対しても、見方が変わってくる気がするんです。まだ、漠とした感じ方ですが・・・。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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