日常の一歩一歩の気持ちよさ自己ベストを目指す

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らせん流®タオRNNING倶楽部

ランニングセラピスト®小松美冬主宰 東京・国分寺を中心に教室を開催中

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一昨日、

ピアニストの辻井伸行さんのコンサートに

予約電話1時間くらいかけまくって、

ゲットしたチケットを握りしめて

飛んでいった。

今回で彼の演奏会は2回目。

はじめてのとき、

最初の一音が

私に届いた瞬間、

涙がつーっと頬を流れた。

以来、大ファンだ。

今回も

終わった後、

足も胸も、

小刻みに震え、

手すりを使わないと、

会場の階段を登るのが危なかった。

音楽のこと、超ド素人だから

こんなこと書くのは、おっぱずかしいし、

それを語るには、語彙不足も甚だしい。

だけど、この感動を独り占めしているのは、

もったいないので、

拙さ丸出しで、感じたままに書いてみました。

彼の奏でるピアノから出てくる音は、

波で、

波の中で気泡が生まれるように

音が生まれてくる。

彼の場合、目が不自由だから、

最初、楽譜を見て弾くのではないはず。

誰かが弾いているのを聴いて、

彼の感覚のフィルターを通して感じた世界を

ピアノの音で再現していると聞いたことがある。

音符という記号を

例えば、スラーのような記号に従って

なめらかにつなげようとしているのではないはずだ。

だからか、はじめから波のように流れていて、

その中にすべての音が融け込んでいる。

ひとつの音の中から

次の音がすーっと

あるいはポッと

ときに、

ドッカ~ンと

生まれている感じ。

すべてがつながっている。

鍵盤から手を放している

そのときでさえも、

波があって、

調べが伝わってくる。

その調べに身を委ねていき

目に浮かぶのは、

水と光

風と光の戯れ。

ゆらめき

きらめき

さんざめき…。

「自然界の調べ」

ふと、そんな言葉が浮かんできた。

自然界はもともとすべてが繋がっている。

分断して後からつなげても

元のなめらかな美しさは戻らない。

動きと同じだ。

目が見えるがゆえに

その上っ面しか感じていない自分がいる。

その奥に幾層にも重なって

わちゃわちゃやっている

イノチたちの輝き。

私が感じていない美しく深遠な世界に

辻井さんの奏でる響きが連れていってくれた。

またも、つぶやいてしまう。

Life is Beautiful!

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