一か月半前に北鎌倉の古民家ミュージアムでひと目惚れ。
我が家に連れて帰ってきた山紫陽花が、
その色を紅がかった碧色から
黄ばんだ白、
そして渋めのサーモンピンクに変え、
しばらくしたら透明感のある茶色になり、
いくら水をやってもカラカラに枯れていってしまった。
あんなに愛でていたのに…。
と落ち込みながらも
一縷の望みを託して
大きめの鉢に入れ替え
天からの雨を存分に浴びられる場所に置いておくこと2週間。
枯れ切ったと思っていた幹から、
鮮やかな光を放つ若緑色の小さな葉っぱが何枚も生まれてきた。
いやいや、マイッタ。
植物の再生力。
こんな小さなところにもくまなく届き、宿る自然の力、
畏るべし!
愛おし!