自分も「らせん流RUN」と似たような動きを教えていたのですが、自分はそれを外側から客観的にみた”動き“、”形“として伝えていました。
でも、同じ動きでも、「らせん流RUN」は「体に聴いてみよう、体が心地いいように動いてみよう」というアプロ―チで、内側から生まれたものは、まったく別でした。心地よさが全く違うし、ずっと楽でした。
実は、10年ほど前の練習中の落車の影響で疲れてくると左側の股関節が痛むのが悩みでした。解剖学を学んでからはそれが梨状筋と恥骨筋の痛みであることがわかりました。ですが、症状が詳しくわかったのは良いけれど、ヨガ、整体、筋トレ、体操、PNFストレッチ、ヒモトレ、それらの何をしても治らなかったのです。
ところが、らせん流RUNの小松美冬先生のワークショップで、「痛いところを忘れるように動いてみたら?」とアドバイスを頂いた事をきっかけに「全身をバランス良く動かそう」という意識から「身体に任せて動いてみよう」という意識に変えてみました。
四足運動も四つ足で動こうというよりは四つ足だったらどう身体が動きたがるか?を基準に動いてみたのです。すると不思議なことに痛まないように動かそうとするよりも痛くない。痛まないようにしようと意識を向けている時点で痛みを感じやすい状態になってしまっていたのかもしれません。
「らせん流RUN」の極意は走り方にあらず。本来の自分自身の身体を知る事にあるのかも知れません。(体験会参加)
「らせん流RUN」の極意は走り方にあらず。本来の自分自身の身体を知ることにあるのかも知れません。 (高橋佳仁さん 30代 トレーナー)
(Visited 38 times, 1 visits today)