ランニングのトレーニングを進める中で、パフォーマンスの向上の根幹がどこにあるのかを模索しているところで、ランニング以前に動物の本能からの動きを忘れている現実に気づいたとき、この講座に出会いました。ヒトが動物であることを思い出し、自然な生き方を取り戻すために、ボディーからのアプローチを学びたい、また、不自然なランニングフォームを長く続け、長きにわたり痛いところがあったことも参加の動機でした。
自分の感覚通り、(走る以前に)そもそも歩けてなかったこと、体に従うことをせず、チカラ任せでいたことに気づき、それでも、これまで動いてくれた体にお詫びと感謝の気持ちに涙が出ました。自分が思っていた骨の構造が実際と違っていて、その思い込みを変えることで動きが変わりました。人は、本来、ユラユラと在るもので、「がんばって在る」状態が本当ではないことに気づきました。
「らせん流全身快通指さすり」はあまりに気持ちよく、別次元にいるかのようでした。「らせん流操体法」後に歩いたときは、皆さんが宙に浮いた様子にカンゲキしました。
2部の外歩きで足を運んだ公園、森で見たもの、感じたもの、すべてが素晴らしかったです。
このワークショップが目指していることは、難しいことではありません。「命を受け取った歓び」=「自分の赤ちゃんのとき」に思いを馳せることは、体の動きから辿ることが実はできる、と想う講座でした。美冬さんの全身からの声の響きが好きです。
練習量を追わずに筋肉のダメージが少なく長距離を走れるのは、この動きが自然に理に適っているからでしょう。 元から在るカラダのチカラに気づき、ラクに愉しく生きていきましょう!(6コース参加)