2年ほど前に、らせん流ウォークの本コースを修了された心佐々木綾子さんから、久しぶりに嬉しい便りが届きました。
佐々木さんはもともと体が頑丈なタイプでも、スポーツが得意なタイプでもありません。
「片付けの仕事で腰が痛む、山登りで膝が痛む。山伏修行をしたいので、もっとラクに山登りができるようになりたい」が参加の動機でした。それと、体験会で体のスゴさを伝える私がめちゃ楽しそうだったというのも、ありましたっけ(笑)
6コースをご受講中にも、
「旅先でらせん流の歩き方をしていたら、腰や膝の痛みが気にならなくなって、気づいたら20㎞も楽に歩いていました」
「片付けの仕事の後の腰痛がラクになりました」
と、早速に変化を感じてくださっていました。
そして、先日、嬉しい便りが届きました。
「日々の生活でらせんの動きを感じていたら、エスカレーターをできるだけ使わない生活になりました。 階段は太ももを使ってあげていた動きが、大地からの力を感じ、足の裏から押し上げてもらうことで、自然と足が上へとあがり、右足を出せば左足が勝手に出て…と、体の心地良さを日々感じています。
そのおかげで、出羽三山修行をなんとか毎年満行でき、この前は高野山の町石道という九度山から高野山へ行くコース30㎞を10時間かけて、無事に登ることもできました!
膝も少し痛いかなと思っても(らせん流で)歩き方を修正すると、痛くならなくなっています!日頃、階段上る時は下、下ると時は上を意識してやっています。
本当にありがとうございます!」
ですって!
めちゃ、嬉しいじゃないですか!
らせん流ワークショップでお伝えしているのは、日々の、普段の、おうちの中での一歩一歩から体の構造に沿ったものにすること。世間の荒波の中でいろいろ揺さぶられても、歩くことで体と心をゴキゲンに戻す術。地味すぎるくらい地味だけど、基本の基をやってます。
達人芸のような特別にすごいことができることを目指しているわけではないから、目立ちにくい。けれど、その先に、佐々木さんのような出羽三山での山伏修行満行なんて、普通じゃないことが起きているって、本望です。
実は佐々木さん、受講中に
「写経の字がキレイにラクに書けるようになった」とか「仕事で人の心に寄り添い、適切なアドバイスが言えるようになった」とか、歩くだけでなく他の運動(書くのも運動)や心理面、人間関係にも変化が出てきたという報告もしてくださっていました。
基本の基の応用力、すごいな~と改めて。