昨日、
高校生の娘と一緒に
ゆっくり走った。…
走りながら、
娘が
「最近ね、
からだが歓ぶように、
歓ぶように、
と思って走っているんだ。
そうするとね、
背筋がスーッと伸びてきて、気持ちいいんだ。
走りはじめ、
調子が悪いかなと思っても、いい感じになってくる」
その走姿を見ると、
なるほど、
天地にスーッと
通るものがあり、
なめらかに
気持ちよさそうに
進んでいる。
見ている私も
気持ちよくなってくる。
小学4年から
陸上競技をはじめ、
順位やタイムという結果へのこだわりから
走ることが辛くなった時期があり、
悩んで、悩んで、悩んで、
走るのをやめてみた時を経て、
走ってないといられない
自分に気づき、
数字で記される結果ではなく、
気持ちよいから速くなる、
そんな走りを
自分は目指すといいだしていた娘。
この話とともに
一緒に走った時間は、
娘からの
かけがえのない
クリスマスプレゼント
だった。