家族旅行で上高地と立山へ。
ここは33年前、初マラソンを完走したあと、
ランニングライターを目指して、
宝飾店から編集プロダクションに転職する前に
一人旅をして走り回ったところ。
そんな自分の体験を、
走ることが縁で知り合った市民ランナーの夫
走ることが好きに育った息子と娘に話しながら、
見上げた山は当時のまま。
山々が奏でる悠々とした時の流れの中で、
気楽な独奏(走?)から、
時々不協和音を奏でながらも、
味わいのある四重奏をバタバタと楽しんできた自分の時の流れの速さ、
重ねてきた体験の面白さ、
いただいてきたご縁のありがたさを噛みしめ、
人生の流れの妙を改めて感じた。